結婚記念日

結婚記念日一覧|年数別の名称・意味とおすすめプレゼント

はじめに

「今年の結婚記念日は、何婚式だっけ?」「パートナーに喜んでもらえるプレゼントは何だろう?」

年に一度訪れる結婚記念日は、夫婦の絆を確かめ合い、日頃の感謝を伝える絶好の機会です。しかし、毎年となると「何をしようか」「どんなプレゼントを贈ろうか」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたのために、結婚記念日の基本からお祝いのアイデアまで、知りたい情報をすべてまとめました。

  • 年数ごとの結婚記念日の名称・意味がわかる一覧表
  • 「いつから数える?」が解決する正しい数え方
  • 相手別・年数別のおすすめプレゼント
  • 心に残る記念日の過ごし方

この記事を読めば、きっとお二人にぴったりの素敵な結婚記念日の過ごし方が見つかります。ぜひ最後までご覧いただき、大切な一日を最高の思い出にしてください。

結婚記念日の名称・意味の一覧表

結婚記念日には、1周年の「紙婚式」から始まり、25周年の「銀婚式」、50周年の「金婚式」など、年数ごとに素敵な名前がつけられています。これは、夫婦の関係性を象徴する物にたとえられているためです。

ここでは、代表的な結婚記念日の名称と、そこに込められた意味を一覧でご紹介します。

1周年「紙婚式」から10周年「錫婚式」

結婚生活がスタートしてからの最初の10年間は、夫婦の基盤を築く大切な時期です。毎年異なる名称に、夫婦関係の成長が表現されています。

  • 1周年:紙婚式(かみこんしき) 真っ白な紙に二人の将来を描くという意味が込められています。アルバムや手紙など「紙」にちなんだ贈り物が定番です。
  • 2周年:綿婚式(わたこんしき)・藁婚式(わらこんしき) まだ質素で倹約を心がける時期ですが、綿のように柔らかく、将来の安定を願う意味があります。
  • 3周年:革婚式(かわこんしき) 革のように粘り強く、倦怠期を乗り越えて関係が丈夫になることを象徴します。
  • 4.周年:花婚式(はなこんしき) 夫婦関係が地に根を張り、花が咲き、実がなるようにとの願いが込められています。
  • 5周年:木婚式(もっこんしき) 夫婦が一本の木のように安定し、根を張る様子を表します。結婚生活の節目の一つです。
  • 6周年:鉄婚式(てつこんしき) 鉄のように強い絆で結ばれることを願う記念日です。
  • 7周年:銅婚式(どうこんしき) 家族や財産が安定し、銅のように落ち着いた関係を象徴します。
  • 8周年:ゴム婚式(ごむこんしき) ゴムのような弾力性のある、しなやかな夫婦関係を表します。
  • 9周年:陶器婚式(とうきこんしき) これまで夫婦関係を築いてきたものの、陶器のように衝撃で壊れることもあるため、お互いを大切にという想いが込められています。
  • 10周年:錫婚式(すずこんしき)・アルミ婚式 錫(すず)のように美しく、かつ柔らかい関係性を祝う大きな節目です。

11周年「鋼鉄婚式」から20周年「磁器婚式」

10年を超えると、夫婦の絆はさらに強く、価値あるものへと変化していきます。

  • 11周年:鋼鉄婚式(こうてつこんしき) 鋼のように強い愛で結ばれていることを意味します。
  • 12周年:絹婚式(きぬこんしき) 絹のようにきめ細やかで、しなやかな愛情を象徴します。
  • 13周年:レース婚式(れーすこんしき) レースを織りなすように、二人の愛をさらに深く、美しく育むことを願います。
  • 14周年:象牙婚式(ぞうげこんしき) 象牙のように、歳月を重ねるごとに価値が増していく夫婦関係を表します。
  • 15周年:水晶婚式(すいしょうこんしき) 水晶のように透明で曇りのない、信頼に満ちた関係を祝います。
  • 20周年:磁器婚式(じきこんしき) 磁器のように、年月が経つほどに価値が増す夫婦関係を意味します。20年という大きな節目のお祝いです。

25周年「銀婚式」と30周年「真珠婚式」

25周年と30周年は、結婚生活における大きなマイルストーンです。

  • 25周年:銀婚式(ぎんこんしき) 結婚生活の一つの大きな区切りであり、いぶし銀のような深みのある美しい夫婦関係を象徴します。家族で盛大にお祝いすることも多い記念日です。
  • 30周年:真珠婚式(しんじゅこんしき) 富と健康を象徴する真珠に、これからの夫婦の幸せを願います。

40周年「ルビー婚式」と50周年「金婚式」

40年、50年と連れ添った夫婦の絆は、宝石のような輝きを放ちます。

  • 40周年:ルビー婚式(るびーこんしき) ルビーの深い赤色のような、夫婦の深い愛情と信頼関係を表します。
  • 50周年:金婚式(きんこんしき) 50年という長い年月を経て、金色の輝きを得た豊かな夫婦関係を祝う、非常に大きな節目です。子供や孫たちが中心となってお祝いをすることが一般的です。

55周年「エメラルド婚式」と60周年「ダイヤモンド婚式」

半世紀を超えた夫婦関係は、何物にも代えがたい、尊い輝きをまといます。

  • 55周年:エメラルド婚式(えめらるどこんしき) エメラルドの深く静かな輝きのように、尊く穏やかな夫婦の生活を象徴します。
  • 60周年:ダイヤモンド婚式(だいやもんどこんしき) 世界で最も硬い石であるダイヤモンドのような、固い絆を表します。長寿と一族の繁栄を祝う、最高の記念日です。

結婚記念日の数え方|いつから数える?

「結婚記念日って、入籍日と挙式日のどっち?」「今年で結婚何周年だっけ?」と、数え方で迷ったことはありませんか?ここでは、結婚記念日の基本的な数え方を解説します。

起算日は入籍日か挙式日か

結論から言うと、結婚記念日の起算日に厳密なルールはありません。 法律上の夫婦になった「入籍日」を記念日にするカップルが一般的ですが、親しい人たちの前で結婚を誓った「挙式日」を記念日にするカップルも多くいます。

大切なのは、お二人にとってどちらがより特別な日かということです。もし忘れてしまった場合は、この機会にパートナーと話し合って、「これからはこの日を記念日にしよう」と決め直すのも素敵ですね。

「〇周年」と「〇年目」の正しい数え方

「周年」と「年目」の数え方は混同しがちですが、違いは簡単です。

  • 〇周年 結婚した日を起点に、満で経過した年数を指します。例えば、2023年5月10日に結婚した場合、2024年5月10日が「結婚1周年」です。
  • 〇年目 これから始まる年を指します。結婚1周年を迎えた日から、次の記念日までは「結婚2年目」となります。

年齢の「満〇歳」と「数え年」の関係に似ていると考えると分かりやすいでしょう。お祝いをするのは、「〇周年」を迎えた記念日当日が一般的です。

【相手別】喜ばれるプレゼントのアイデア

記念日の名称にちなんだプレゼントも素敵ですが、相手が本当に喜んでくれるものを選ぶのが一番です。ここでは、贈る相手別にプレゼントのアイデアをご紹介します。

夫・旦那へ贈るプレゼント

毎日仕事を頑張る夫には、実用的なアイテムや趣味を充実させるグッズが喜ばれます。

  • ビジネスグッズ 財布や名刺入れ、キーケース、万年筆など、上質で長く使えるものは愛着が湧き、仕事のモチベーションアップにも繋がります。
  • ファッションアイテム 腕時計やネクタイ、ベルト、少し高級なシャツなど、普段自分では買わないようなワンランク上のアイテムは特別感があります。
  • 趣味のグッズ ゴルフや釣り、キャンプ用品など、夫の趣味に関連するものを贈れば、プライベートな時間も応援している気持ちが伝わります。
  • お酒やグルメ 好きなお酒の希少な銘柄や、高級なお肉など、ちょっと贅沢なグルメギフトも人気です。

妻・嫁へ贈るプレゼント

妻へは、日頃の感謝を伝える華やかなプレゼントや、癒やしの時間を提供するギフトがおすすめです。

  • アクセサリー ネックレスやピアス、指輪は記念日プレゼントの王道です。特に、節目の年には少し奮発して、長く使える上質なものを選ぶと喜ばれます。
  • 花束 感謝の気持ちをストレートに伝えられる花束は、どんなプレゼントに添えても喜ばれるアイテムです。妻の好きな花や色を選ぶと、より気持ちが伝わります。
  • 美容グッズ・家電 少し高級なスキンケアセットや、人気の美顔器、マッサージ機など、妻の「きれい」を応援するアイテムは嬉しいものです。
  • バッグや財布 普段使いできるものから、特別な日のお出かけ用まで、妻の好みに合わせたデザインのバッグや財布も定番の人気プレゼントです。

両親へ贈る金婚式・銀婚式のお祝い

ご両親の銀婚式(25周年)や金婚式(50周年)は、子供や孫からお祝いを贈る絶好の機会です。

  • ペアグッズ 夫婦箸やペアの湯呑み、グラスなど、「これからも二人で仲良く」というメッセージを込めたペアグッズは定番のお祝いです。
  • 旅行券・食事券 「二人でゆっくり過ごしてね」という気持ちを込めて、温泉旅行やレストランの食事券をプレゼントするのも素敵です。
  • メモリアルギフト 家族みんなで撮った写真を入れたフォトフレームや、プロに描いてもらった似顔絵、名前やメッセージを刻んだ記念品は、世界に一つだけの特別な贈り物になります。
  • 家族での食事会 子供や孫たちが集まって食事会を開くことが、何よりのプレゼントになることもあります。お孫さんからの手紙や手作りのプレゼントも、きっと喜ばれるでしょう。

【年数別】記念日にちなんだプレゼント

せっかくなら、記念日の名称にちなんだプレゼントを贈りたい、と考える方も多いでしょう。ここでは、特に節目の記念日に合わせたプレゼントのアイデアをご紹介します。

紙婚式(1周年)のプレゼント

「紙」にちなんだ、二人の未来を綴るアイテムがおすすめです。

  • 手帳やノート
  • アルバム
  • 手紙
  • 映画やコンサートのチケット

錫婚式(10周年)のプレゼント

錫(すず)やアルミ製品がテーマです。錫は使うほどに味わいが増す金属で、10年という節目にぴったりです。

  • 錫製のタンブラーやぐい呑み
  • ペアのアクセサリー
  • アルミ製の調理器具(鍋など)

銀婚式(25周年)のプレゼント

「銀」にちなんだ、輝きのあるアイテムで25周年という大きな節目をお祝いしましょう。

  • 銀製のペアアクセサリー(指輪、ネックレスなど)
  • 銀食器(カトラリーセット、ティースプーンなど)
  • 名入れのシルバースプーン

金婚式(50周年)のプレゼント

「金」の輝きにふさわしい、豪華で記念に残るアイテムが選ばれます。

  • 金製のアクセサリー
  • 金箔入りの日本酒やカステラ
  • 金色の食器や置物
  • 純金の名刺や記念プレート

おすすめの祝い方と過ごし方

結婚記念日は、プレゼントだけでなく「どう過ごすか」も大切です。お二人のスタイルに合わせて、思い出に残る一日を計画しましょう。

自宅でのお祝いプラン

リラックスした雰囲気で、二人だけの時間を楽しみたいカップルにおすすめです。

  • 少し豪華な手料理を振る舞う 普段は作らないような、少し手の込んだ料理に挑戦してみましょう。
  • デリバリーやテイクアウトを利用する 人気レストランのメニューをテイクアウトして、自宅でゆっくり味わうのも贅沢です。
  • 部屋を飾り付けてサプライズ バルーンやガーランドで部屋を飾り付け、非日常感を演出するのも楽しいでしょう。
  • 思い出の映画を観る 二人が出会った頃に流行った映画や、プロポーズの時に観た映画などを一緒に観て、思い出を語り合うのも素敵です。

外食・レストランでのディナー

特別な空間で、美味しい食事を楽しみたいカップルにぴったりです。

  • 夜景のきれいなレストラン ロマンチックな雰囲気で、記念日を盛り上げてくれます。
  • 個室のある料亭やレストラン 周りを気にせず、二人だけの会話をゆっくり楽しめます。
  • 記念日プランを利用する デザートプレートや乾杯ドリンク、写真撮影などのサービスが付いていることが多く、サプライズ演出の相談に乗ってくれるお店もあります。

思い出に残る記念日旅行

非日常を味わい、夫婦の絆をさらに深めたいなら、記念日旅行がおすすめです。

  • 温泉旅館でのんびり 日頃の疲れを癒やし、ゆっくりと語らう時間を過ごせます。
  • リゾートホテルで贅沢に エステやプールなどを楽しみ、リフレッシュするのも良いでしょう。
  • 二人の思い出の場所を再訪する 初めてデートした場所やプロポーズの場所を訪れることで、新鮮な気持ちを思い出せます。

結婚記念日に関するQ&A

最後に、結婚記念日に関してよくある質問にお答えします。

プレゼントの予算・相場は?

プレゼントの予算に決まりはありませんが、一般的な相場は以下の通りです。

  • 1周年~9周年:5,000円~30,000円程度
  • 錫婚式(10周年)などの節目:10,000円~50,000円程度
  • 銀婚式(25周年)・金婚式(50周年):30,000円~100,000円以上

これはあくまで目安です。最も大切なのは金額ではなく、相手を想う気持ちです。無理のない範囲で、心のこもったプレゼントを選びましょう。

お祝いに添えるメッセージ例文は?

プレゼントにメッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。

夫から妻へ

「〇回目の結婚記念日だね。いつも家を支えてくれて本当にありがとう。あなたの笑顔が僕の元気の源です。これからも一緒に楽しい思い出をたくさん作っていこうね。」

妻から夫へ

「結婚〇周年おめでとう。いつも家族のために頑張ってくれてありがとう。あなたと結婚できて本当に幸せです。これからもずっと隣で笑っていてね。」

子供から両親へ(金婚式・銀婚式など)

「お父さん、お母さん、結婚〇〇周年おめでとう!二人のように素敵な夫婦になるのが私たちの目標です。これからも元気で、仲良く過ごしてね。いつも本当にありがとう。」

まとめ

結婚記念日は、夫婦が歩んできた道のりを振り返り、お互いへの感謝を伝え、そしてこれからの未来を描くための大切な一日です。

年数ごとの名称や意味を知ることで、その年の記念日がより特別なものに感じられるでしょう。

  • まずは一覧表で、今年の記念日が何婚式か確認してみましょう。
  • パートナーが喜ぶ顔を思い浮かべながら、プレゼントや過ごし方を考えてみましょう。
  • そして何より、日頃の「ありがとう」の気持ちを伝えることを忘れないでください。

この記事が、あなたにとって最高の結婚記念日を計画する一助となれば幸いです。お二人にとって、素晴らしい一日となりますように。

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