ゴールデントパーズは、金色の光沢をもつ美しい宝石で、フッ素と水酸基を含むアルミニウムのケイ酸塩です。
硬度が高いのでカッティングしてファセットを施すと美しく光り輝きますが、
ダイヤモンドと同じく一方向に割れる性質があり加工の際は注意が必要です。
大きな結晶として産出することもありますが、
一般的には小さな八面体結晶のものが流通しています。
古代エジプトでは、トパーズは太陽神ラーに捧げられた石とされ、
ローマ人は、太陽神ジュピター(ゼウス)と結びつけていました。
トパーズは、大いなるパワーと強さを持ち主に授けると信じられていたようです。