エメラルド EMERALD

エメラルドは、最も貴重な宝石のひとつに数えられます。

ベリル(beryl)という鉱物の緑色の変種で、化学組成はベリリウムとアルミニウムのケイ酸塩です。
含有するクロムと微量の鉄により、鮮やかな緑色になります。

天然のエメラルドには、インクルージョンといわれる傷がありますので、
あまりにも完璧な見かけのエメラルドは、人口の可能性があります。

エメラルドは傷があるので割れやすい性質があります。
また、乾燥しやすい特性がありますので、ルースなどカットして形を整えた後で、しっかりとオイルに漬け込まれます。

古代エジプトでは、紀元前1500年頃からエメラルドの採掘が行われていたと考古学的調査により明らかになっております。
旧約聖書の出エジプト記では、エメラルドは他の宝石とともにイスラエルの各部族を象徴する石とされています。
中世のヨーロッパでは、エメラルドは身を守るパワーがあると強く信じられていました。

ジュエリーとして身に付けるか、グレードの低いものは鞄に忍ばせるなどして持ち歩くことにより、人生に愛がもたらされます。

形状と構造 六方晶系。大きさは様々でインクルージョンがあります。非常に透明度の高いものはジュエリーとして扱われ不透明なほどグレードが下がります。研磨する事により見事な煌めきを放ちます。
色 濃く鮮やかな緑
産地 アフリカ、ブラジル、コロンビア、ロシア
硬度 7.5~8

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